大きいサイズの既製服を求めようとする時、表記されていすサイズは実際着用した時にどの様な着心地で、どの様に体にフィットするのだろう。自身をより美しく表現するための大きいサイズの服選びを考えたい。
大きいサイズの既製服を探すのはむずかしい。一般に多く売られている既製服は、あらかじめ特定のサイズを想定し服を用意するわけであるが、そのサイズの設定方法には様々な種類がある。 なお、具体的な数値は各事業者メーカーごとに異なるため、大きいサイズの服もどのくらいのサイズからを大きいサイズというかは決めにくい。ただし、JIS規格など様々な規格が国ごとに定められている場合が多い。また、大きいサイズの服や靴などを既製品(レディーメード)から見つけようとするとき、丈の大きいサイズが必要なのか、幅の大きいサイズが必要なのか、さらにはその両方が大きいサイズを求める人もいれば、部分的に大きいサイズを必要とする体型の人もいる。体型の違いを考慮しないサイズ
標準体型を基準として1つの身長に1つのサイズのみを対応させた設定方法。標準体型の場合はぴったりのサイズとなるが、大多数の人にとってはずれが生じる。ただ、ほとんどの服ではデザイン的にぴったりしたサイズの服である必要性が薄いため、最も一般的な方法である。サイズが小さいほうからS(small)、M(midium)、L(large)の順に設定されていることが多く、その場合さらにSより小さいサイズとしてSSなどが、Lより大きいサイズとしてXLや2Lなどが設定されていることもある。なお、子供服などではおおむね10cm刻みで身長を表記したものが用いられる。
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大きいサイズの既製服を探していると「S・M・L」よりも小刻みに設定されたものを見つけることがある。○号という表記だ。この場合は「号」の前に付く数字の大小がサイズの大小を表している。「S・M・L」などに比べてサイズの数が多いため、比較的体にフィットした服に用いられることが多い。紳士服と婦人服とではサイズの分け方が異なり、紳士服の場合は身長の違いでサイズが分けられており、婦人服の場合は胴囲の違いでサイズが分けられている。体型の違いを考慮したサイズでは男性用のスーツなど体にフィットした服では上記のサイズに加えて体型の違いが考慮されたサイズが用いられる。具体的には、標準体型をA体とし胸囲と胴囲との差が大きいものをY体、逆に差が小さいものをB体とする。また、より厳密にY体とA体の中間としてYA体、A体とB体との間にAM体やAB体、B体より差が小さいものとしてO体などが用いられることがあり、その場合B体はBB体と表記されることもある。ただし、体型を考慮したとしてもすべての人にフィットする服は作れないため、スーツなどでは今なおオーダーメイドで作られることも珍しくない。大きいサイズかそうでないかは胸囲の違いで分けているが、大きいサイズの服を取り扱っている量販店などでは分かりやすくするために便宜上身長の違いを号で分けていることが多く、タグも身長・胸囲・胴囲の三元表示といわれる表記法が一般的である。なお、スーツにおいて表記されている身長は着丈×2+25(cm)で計算されたものである。
大きいサイズのファッションを選ぶ時、外国のブランドのものは比較的大きいサイズが多い。プレタポルテ・コレクションのコレクションとは、広く言えば既製服の展示会のことである。世界最大のファッション展示会として知られるパリ・コレクション(パリコレ)は、もともと、限られた個人客からの注文により、一点一点手作業で服を制作することで知られる、オートクチュールの展示会として始まったが、1960年代からプレタポルテ・コレクションも開かれるようになった。パリ・プレタポルテ・コレクションでは、日本人を含む、フランス国外のデザイナーも大勢活躍している。お誂え服のオートクチュール・コレクションよりも既製服のプレタポルテ・コレクションの方が規模が大きいため、今ではパリコレといえば、プレタポルテ・コレクションを指す場合が多い。5大コレクションと言われる規模の大きい展示会で、パリ以外の、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、東京のコレクションは、いずれもプレタポルテ・コレクションである。現在ではオートクチュールのブランドのほとんどが、プレタポルテも手がけている。オートクチュールとはお誂えという意味なので、自分のサイズで作るという点で、大きい人には大きいサイズがちょうど良いサイズということになる。大きいサイズの服が必要な体型であっても、サイズどおりのカラダにフィットするタイプのデザインより、少々ゆとりのある大きいサイズのものの方が、体の大きさを感じさせない場合がある。大きいサイズの既製服を求める時、表記されているサイズの大きさにとらわれず、自身の体型をいっそう良く見せてくれることを重視してサイズを選ぶのがいいだろう。
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